このチームの初めてのプロシリーズレースとなったTour of Turkey 2021。 ちなみに1クラスのレースはこのチーム、まだ走っていません。 プロシリーズとか1クラスとかなんぞや?って思う方へ コンチネンタルチームは主に1クラスと2クラスが主戦場になると思うのでプロシリーズのレースが走れるなんて考えてもいなかった。 自分たちの他にも何チームかコンチネンタルチームもあるがプロチームがメインでワールドツアーチームが3チーム。レース前からハイレベルな事は分かっていたし「とりあえず走ってみよう。」という感じでスタートした。 第1ステージは Cappadocia。の予定でしたが大雪のため土曜日のうちに第2ステージ開催地の Konya に移動。急遽Konyaで平坦70kmの第1ステージ。寒すぎたせいか、第1ステージだからか分からないが、展開はイージーだった。 第2ステージは145kmで最後の60kmは前日と全く同じ。この日もすごく寒くアームウォーマーは必須。レッグウォーマーも使った。展開はこの日もそこまでハードではなく大集団スプリント。 前日は位置取りにも参加できなかったが今回はしっかりと参加することができ、23位。トップ20は逃したものの前日より確実にいい位置で残り1kmの看板を見ることができた。 第3ステージは212km。今考えれば、このステージが自分にとって一番キツイステージで1日の最長距離も更新したレースだった。 2級山岳が1つあったが全体のペースもそこまで速くなかった。しかし、登り始めてすぐにパンクしてしまう。チームメイトがついでにジャージを車まで持っていってくれというが、脱ぐのが遅い。笑(今となっては笑えるが次回同じことがあったら聞こえなかったふりをしようと思う)察してください。笑 なんだかんだで1kmぐらいたってから車に向かい、今回チーム帯同の西メカニックに直してもらいリスタート。プロトンに追いついたのは急勾配に変わる直前でタイミングも悪く山頂で脚が攣るぐらい踏んでしまった。この日は「すいません。スプリントしません」といい他の選手に託して集団でゴール。 第4ステージはほとんど平坦の180km。実質これからファイナルステージになった。次の第5ステージがとてもキツイコースの為、あまり脚を使いたくない。残り10kmぐらいから本気出して位置取りをするというプラン。補給もしっかりとりながらケイデンスもいつもより少し高めに。無事に距離を消化し、最後のスプリント。イスラエルの隊列の後ろにうまく入ることができグライペルが目の前にいる状態からのスプリント。いや、これはすごくいい位置だ。もしかすれば、もしかするぞ。とか思いながら腰を上げてスプリント。その後はこちらをご覧ください。 フェンスにぶつかった衝撃で正直その辺のことは覚えてない。立ち上がろうとしたが立ち上がれなかった。そして担架に乗せられ、サスペンションの硬い救急車に乗った。 破傷風の注射を打たれ、レントゲンとCT、内蔵チェック、傷の手当てを終えた頃には立ち上がることができるようになり当日のうちに大会ホテルに戻ることができた。 その後はホテルツアーの始まり。トルコの5つ星ホテルを毎日転々としながらチームメイトのレースをテレビ観戦。 まだ右手を吊っている状態で、頭も少し痛い。そして右膝周りの皮が削れてなくなっているので、内蔵系は元気ですが外傷はまだ残ってる感じです。 もう少し休んでからまた作り直します。
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